2017年– date –
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数次相続その②(中間省略登記が認められる場合)
前回数次相続についてご説明しました。 前回参考記事:数次相続その① 今回は登記の話をしていきましょう。 数次相続による相続登記をする際には、それぞれの相続についての登記申請をおこなうのが原則です。 つまり、父の相続で、1回。息子の相続で1回。... -
任意代理契約とみまもり契約
前回、任意後見契約のお話をしてから少し時間がたってしまいましたね。 今日は、任意代理契約とみまもり契約のお話をしたいと思います。 前回参考記事:任意後見制度 その1)任意代理契約とは? 任意代理契約とは、判断能力のある今から支援を受けるため... -
数次相続その①
数次相続とは? ある方の死亡により相続が開始したが、遺産分割協議や相続登記を行わないうちに、相続人の1人が亡くなってしまったとします。 このように、前の相続の手続きをしないうちに、次の相続が開始してしまっている状態を数次相続といいます。 一... -
休眠担保権
先日、相続登記のご依頼があり、登記事項の確認をしていたら、明治時代に設定されて抹消されていない抵当権が残っていることがわかりました。 いわゆる「休眠担保権」というやつですね。 ご依頼いただいた方に確認すると、この機会にすべてきれいにしたい... -
シャトー・マルゴー「マダム、薔薇の香りがしませんか」
私はワインが大好きです。もちろんワイン以外もお酒は好きです。 そんなに強いわけではありませんが。 そういうわけで少しワインのお話をさせていただきますね。 最近はあまり読まなくなりましたが、昔はいろんなワインの本を読みました。その中でも一番の... -
孫への資産承継
今回も、家族信託を利用したい典型的なケースのお話です。 父は80歳、長男家族と同居しています。長男家族には子供がいません。 家族の財産をまずは長男に引き継がせるが、最終的には次男の子供(孫)へ引き継がせたい。 父はそんな想いをいだいています... -
自筆証書遺言と公正証書遺言
本日は、遺言の二つの種類について、それぞれの特徴やメリット・デメリットについてご説明いたしますね。 1.自筆証書遺言とは? 本人が、本文の全文・日付・氏名を自筆で書いた書面に捺印したものです。 用紙に規定はありませんが、ワープロ文字... -
遺産分割協議で気を付けること
さて、実際、遺産分割協議を行うとしましょう。 どんな点に注意すればいいでしょうか? その1)全員合意が必要 当然ですが最終的には相続人全員の合意が必要となります。 よって、全員で協議する必要がありますね。 でも、相続人が多い、遠方に住んでる。... -
任意後見制度
成年後見制度には、(1)任意後見制度(2)法定後見制度があることは、前回お話ししました。 また、生前対策には任意後見制度が有効なことも。 今回はその任意後見制度を詳しく見ていきましょう!! 任意後見とは、本人がまだ十分な判断能力を有... -
ゴルフの「ウッド」の話
私はゴルフが大好きです。(まだまだうまくないけど) だから時々、ゴルフの話をさせてくださいね。 さて、なぜ「ウッド」というのか? ゴルフで、それなりに距離を飛ばしたいときは、ドライバーを筆頭にフェアウェイウッドを使用しますよね。これらのクラ...